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次世代シニアとは?特徴や消費の傾向を紹介
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次世代シニアとは?特徴や消費の傾向を紹介

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これからシニア世代を迎える人々が「次世代シニア」と呼ばれ、マーケティングのターゲットとして注目を集めています

この記事では、次世代シニアの特徴や消費の傾向をご紹介します。

次世代シニアに効果的なマーケティング手法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 次世代シニアとは?
  2. 次世代シニアの特徴
  3. 次世代シニアの消費傾向
  4. 次世代シニアへのアプローチは50歳以上限定のSNS「おしるこ」がおすすめ

1. 次世代シニアとは?

「次世代シニア」は明確に定義されていませんが、これからシニアになる50代〜60代の人々を指す場合が多いようです。

マーケティング上の世代区分でいえば「バブル世代」「団塊ジュニア世代」が当てはまります。

日本国内の50代〜60代の人口は、2024年4月時点で約3,285万人となっており、全人口の26.5%を占めています。

人口が多いこの世代が日本社会に与えるインパクトは大きいと考えられるため、特徴や消費傾向を抑えておくことが重要です。
参考:総務省統計局|令和6年4月報 (令和5年11月確定値、令和6年4月概算値)

2. 次世代シニアの特徴

次世代シニアと呼ばれる人々は、どのような特徴を持っているのでしょうか。

調査データから見える次世代シニアの特徴をご紹介します。

50代の次世代シニアの約半数は「定年以降も社会で活躍したい」と考えている

NTTデータ経営研究所は、次世代シニアの実態を調査するために「人生100年時代における次世代シニアのニーズ調査」を実施しました。

調査の中で「仕事を何歳まで続けたいか」という質問に対し、50代の約半数が65歳以降も仕事を続けたいと回答しています。

さらに、「一生働きたい」と回答した人も50代では12.8%存在します。

何歳まで仕事をしたいか

引用:NTTデータ経営研究所|人生 100 年時代における次世代シニアのニーズ調査

次世代シニアは「定年を迎えても社会で活躍したい」という意向が強いといえるでしょう。

シニア世代になっても働き続ける「ワーキングシニア」と呼ばれる人々がすでに増加しています。

「令和5年版高齢社会白書」によると、労働力人口に占める65歳以上の割合は、1980年には4.9%だったのに対し、2022年には13.4%にまで増加しています。

次世代シニアがシニアになれば、さらに65歳以上の労働人口は増加するでしょう。

ワーキングシニアについては、下記の記事でも詳しくご紹介しておりますので、興味のある方はご参照ください。

参考:NTTデータ経営研究所|人生 100 年時代における次世代シニアのニーズ調査

参考:内閣府|令和5年版高齢社会白書

「運動・スポーツ」「アウトドアの趣味」を新たに始めたいと考えている

前述のNTTデータ経営研究所の調査では「できるかどうかに関わらず、今後新たに始めたいこと」に関するアンケートも実施しています。

アンケート結果では、50代〜60代の人々はそれ以上の年代の人々に比べて「運動・スポーツ」「アウトドアの趣味」を始めたいと回答する割合がやや高くなっています。

新しいことに挑戦

引用:NTTデータ経営研究所|人生 100 年時代における次世代シニアのニーズ調査

年齢を重ねるにつれて、体力づくりや健康維持に関心が高まっている結果といえるでしょう。

それぞれを「行いたいができない理由は何か」という質問に対しては「運動・スポーツ」は「健康上の問題」(33.5%)が最も多く、「始めても上手くいくか自信がない」(32.5%)という回答が次に多くなっています。

「アウトドアの趣味」に関しては「金銭的な負担ができない」(41.5%)が圧倒的に多い結果です。

挑戦できない理由

引用:NTTデータ経営研究所|人生 100 年時代における次世代シニアのニーズ調査

次世代シニアには「運動・スポーツ」や「アウトドアの趣味」といったアクティブな趣味の訴求は有効といえるでしょう。

しかし、実際に行動に移してもらうには、心理的なハードルや金銭面の負担を取り除くことが重要と考えられます。

次世代シニアはインターネット利用率が高い

次世代シニアのインターネット利用率は高くなっています。

総務省の「令和4年通信利用動向調査報告書」では、50歳〜59歳のインターネット利用率は95.4%、60歳〜64歳は86.8%となっています。

国民全体のインターネット利用率は84.9%となっており、国民全体と比較しても大きな差はありません。

年代別ネット利用率

引用:総務省|通信利用動向調査報告書

次世代シニアは仕事でパソコンを使用することもあり、シニア世代に比べてもインターネットの利用には抵抗がないと考えられます。

次世代シニアへはオンラインでのアプローチも有効でしょう。

3. 次世代シニアの消費傾向

次世代シニアといっても「バブル世代」「団塊ジュニア世代」では、異なる消費傾向が見られます。

それぞれの世代の消費傾向を知り、適切なアプローチ手法をとることが重要です。

バブル世代の消費傾向

いわゆる「バブル期」に、社会人としてバリバリ働いていた人たちです。

1965年〜1970年に生まれ、2024年時点では54歳〜59歳という年齢です。

バブル世代は収入に恵まれていたことから、派手に消費をすることに対する罪悪感が少なく、消費に対して積極的な意識を持っているといわれています。

バブル期はお金を持っていることがステータスとされ、身に着ける洋服や車、海外旅行でどこに行ったかなど、他人から見てわかりやすい形で自分自身を主張する風潮がありました。

そのため、バブル世代はブランド物や高級品といったステータスとしてわかりやすいものを好む傾向があるようです。

バブル世代には、商品・サービスが高品質であることや、購入することでライフスタイルが豊かになることを訴求するのが有効と考えられます。

バブル世代について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

団塊ジュニア世代の消費傾向

「団塊世代」の子供として、第二次ベビーブームに生まれた世代です。

1971年〜1974年に生まれ、2024年時点では50歳〜53歳という年齢です。

バブル崩壊に伴った不景気を経験しているため、現実的・保守的な考えを持ち、バブル世代よりも消費に消極的といわれています。

高い物は良い物という考え方はなく、価格が商品に対して妥当かをシビアに見る傾向があります。

「高品質で長持ちする」といったコストパフォーマンスの訴求などは効果的でしょう。

ブランドやメーカーによる宣伝文句よりも、実際の利用者からの客観的な口コミを重視して購入するかどうかの判断をする傾向があります。

そのため、特にオンラインで商品・サービスを訴求する際は、他のユーザーの口コミを活用するのが有効でしょう。

団塊ジュニア世代について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

4. 次世代シニアへのアプローチは50歳以上限定のSNS「おしるこ」がおすすめ

インターネット利用率が高い次世代シニアには、オンラインでのアプローチも有効です。

しかし、次世代シニアが集まる媒体がどこかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そんな方には50歳以上限定のSNS「おしるこ」の広告サービスがおすすめです。

おしるこのユーザーは50代・60代が9割近くを占めているため、次世代シニアをターゲットにした広告の配信が可能です。

おしるこでは「広告型」と「体験型」の2種類の広告サービスを提供しています。

広告型では、商品・サービスのPR動画やコラム記事を掲載することが可能です。

体験型では、実際にユーザーに商品・サービスを体験してもらうことができます。

体験した商品・サービスの感想をSNS内でユーザーが投稿することにより、口コミとして他のユーザーに商品の魅力が伝わります。

さらに、掲載した広告はおしるこが運営する公式SNS(X・Instagram・Facebook・LINE)で、告知を行なうことも可能です。

次世代シニアへのマーケティングを検討されている方は、ぜひおしるこの利用をご検討ください。

詳しい広告の詳細は以下よりダウンロードいただけますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

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